〈社会人インターンの現地体験調査〉サイボウズは本当に「いい会社」なのか?

〈社会人インターンの現地体験調査〉サイボウズは本当に「いい会社」なのか?

| 2018.04.09

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写真:橋本美花

「100人いたら100通りの働き方」があっていいと考え、副業解禁などの先進的な取り組みをしているサイボウズ株式会社。働きやすい「いい会社」としてますます注目が集まっています。皆さんの中にも、社内のスケジュール管理や情報共有のためにサイボウズのグループウェア製品を使っている方がいらっしゃるかもしれません。

私は昨年、そのサイボウズに社会人インターンとして研究目的で参加し、「いいと言われる会社はどのように考え動いているのか」を実地に体験することができました。

期間は2017年5月〜10月。9つの社内会議に参加し、20人の社員にインタビューを行ない、さらには自社製品のグループウェアで行なわれる社員同士のやりとりも覗かせてもらいました。

素顔の組織にふれる半年間のフィールドワーク。現地で見聞きしたこと、メンバーとのかかわりの中で感じたことなど、あらためて私なりの4つの視点で整理した調査のまとめを、このたび「フィールドレポート」としてホームページに公開しました。


■内容の骨子

サイボウズは本当に「いい会社」なのか

第1回【仕組み編】
サイボウズの組織形態は、よくあるヒエラルキー(階層型)組織。フラット組織を想像していたので、これは意外でした。サイボウズならではのオンライン&リアルな情報共有や意思決定の仕組み、階層構造を生かしたマネジメントスタイルなど、組織運営の輪郭を見ていきます。

第2回【風土編】
仕組みを回している風土に迫ります。サイボウズがどんな価値観を大事にし、実践しているのか。アンケートやインタビューからも特徴が明らかになりました。自立と責任をベースに、自由でオープンな環境を生かせる人たちが相互に協力し合う文化が定着していると感じました。

第3回【ビジョン・戦略編】
「当たり前のことをしっかりやり続ける」には、めざす姿がはっきりしている必要があります。多様な働き方を実現した先進的な企業と称されるサイボウズも、10年ほど前は高い離職率に悩んだ時代があります。その壁を打破したプロセスと、今後めざしていく方向性を、ビジョンと戦略の観点で探ります。

第4回【飛躍の可能性編】
「チームワークあふれる社会を創る」という理念を掲げたサイボウズ。そのチームワークは、野球型かサッカー型か。壮大なビジョンを実現するための飛躍のポイントを「チームの創造的活動の3要素」にもとづいて考察します。

そして、最終回は、青野慶久社長、山田理副社長との対談です。サイボウズの組織づくりの意図や、経営を担うお二人のチームワークについて伺うことができました。サイボウズにおける創造性や多様性についてもふれています。

▼ Field Report サイボウズ
http://www.scholar.co.jp/fudo/detail.php?id=15


目的に対して合理的であるために自由度を生かすサイボウズの組織づくり。この研究で得た洞察や組織を見る視点が、皆さんの会社を見る上でもお役に立てれば幸いです。

組織プロセスリサーチャー 滝口健史

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