対話 - 風土改革・組織開発・対話ならスコラ・コンサルト

日本の職場に対話が根付くために

上意下達のコミュニケーション。力を持つ上が下の指示命令をして動かしていく組織形態が限界を迎えています。速い変化や働く人の価値観の多様化に対応できなくなっているのです。

すなわち、いかに「力をもって人々を統率するか」から「個性の違いがある個人同士がいかに連携していくか」に考え方をシフトさせていくことが自然で合理的なのです。その時に必要になってくるのが、お互い対等な存在として話し合う「対話」です。正しさ主張や勝ち負けに意識がいきがちな議論ではなく、新たな気づきや発見を生み出す創造的な営みです。

対話によって、人は自分自身を生かしながら、他者とも協力ができるという知恵を獲得することができるのです。

従来型の上意下達の組織では、「対話」はまだまだ必要とされていません。
ただ組織で働いている人の中では、いち早く対話の意義に着目している人々も出てきています。

このページはそういった方々に向けたスコラ・コンサルト主催の対話関連のセミナーを一覧で紹介しているページです。

「対話」に関心がある方、対話によって組織や自分自身を変革しようという方に、ぜひ参加いただきたいと思っています。

対話普及チーム基本理念

人は、人との関係の中でしか生きていけない。
人との関係が恐れや不安に満ちていると、人は自分に鎧をつけ、人との真のつながりを拒否し、その人本来の良さがだんだんと失われていく。
個人が持っている良さを発揮できないことは社会にとっても大きな損失であり、平和な社会を築いていく障害にもなってくる。

そこで、人と人とが「対話」を通じてつながり、安心と信頼の関係の中で、その人らしさを大いに発揮し、価値あるものを創造していく、それがとても重要なことだと私たちは感じている。
このプログラムは、そういった「創造的な対話」ができる人たちを増やしていこうという思いから始まったプロジェクトである。

多くの人にこのプロジェクトに参画していただき、ともにこの社会を明るくし、平和なものにできたらと願っている。

対話普及チーム活動

2020年スコラ・コンサルト内に有志が集まって「対話普及チーム」を結成いたしました。

それは「仕事の価値を高めるオフサイトミーティング」という本を世の中に出し、人同士が安心してモノが言えて、聴ける場づくりの知恵を積極的に世の中に広げていこうという意思の結晶でした。一方で2016年より企業で「対話」のニーズが生まれる予兆を感じ「ダイアログ・ジム」という対話スキルのセミナーを継続しており、その参加者、つまりわれわれにとっては仲間ですが、その人数が増えてきました。

そうした流れはありますが、まだまだ組織内では対話を大事にしたいと思う人は少数派です。そんな方々の助けとなるようにオフサイトミーティングの場づくりのノウハウを学ぶ「対話コーディネーター講座」や人の特性をうまく組み合わせていくためのツール「トクヨン診断α」など提供できるものを増やしていっています。

また、講座を受けた方の中で私たちと仲間意識をもって、世の中に対話を広げようとしてくれる人を「対話普及員」を称し、バッヂなどを配らせていただいたりしております。関心がある方は講座を受けていただければ「対話普及員」になることができます。ぜひ多くの方が仲間になっていただければと思っています。