スコラ・コンサルトは、プロセス型コンサルティングによる組織風土改革のパイオニアです。

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トヨタファイナンス株式会社

 

個人の能力を最大限に活かした活力ある組織作りを目的とした「企業文化変革活動※」に取り組むトヨタファイナンス株式会社は、 スコラ・コンサルトの風土改革を、経営メンバーのオフサイトをきっかけに2010年よりスタートしました。

今回の活動事例は20106月に実施した債権管理標準化プロジェクト。その成果が、2013年のGlobal KAIZEN Aword(※)で高い評価を受け、みごと優勝という結果を残しました。

このプロジェクトに責任者として関わったコレクションセンター センター長の柴崎様、業務推進室GMの関口様 プロジェクトメンバーとして関わり、Global KAIZEN Awordで発表を担当した業務推進室(※)の水鳥様、亀谷様に、プロジェクトの経緯や成果を得た理由等について伺いました。

  

■トヨタファイナンス株式会社

世界35以上の国、地域で2,300万人以上に金融サービスを提供しているTFS(トヨタファイナンシャルサービス)グループの中核企業。1988年にトヨタ自動車の財務部から分離・独立して設立された。自動車販売金融事業、コーポレート事業、住宅ローン事業、そしてTS CUBIC CARD等のクレジットカード事業を展開している。従業員は1675(20153月末)、年商1,486億円(2014)

(※)企業文化変革活動

会社の持続的成長に向けて、1)社員の意識・働き方を変える 2)1を支える職場風土・マネジメント意識・行動を変える 活動。トヨタファイナンス株式会社の人材マネジメント方針である「人を大切にする」を基本方針とし、3つの柱「フェアネスを貫く、多様性を認め合う、人を育てる」ことで、多様な人材がそれぞれの能力を発揮して、いきいきと働く企業をつくることを狙っている。

(※)Global KAIZEN Aword
トヨタファイナンシャルサービスのグループ全体の「KAIZEN活動」による成果に対して与える賞。優勝するには約140グループが参加する予選、社内大会、TFS国内大会、そして、ヨーロッパ/アフリカ代表、アジア/パシフィック代表、アメリカ代表、日本代表の計4チームの世界大会を勝ち抜く必要がある。

(※)業務推進室
トヨタファイナンス株式会社の国内7カ所の拠点(北海道グループ(以下グループ)、東北、関東 中部、近畿、中国四国、九州で、顧客の管理と回収業務をしている。

  

減らしたはずが、増えていた帳票。─ KAIZENへのチャレンジ ─

 

─ 2013年 Global KAIZEN Aword 優勝という成果を残した
  債権管理標準化プロジェクトについて教えてください

 

柴崎 このプロジェクトは当社の新中期経営計画に基づき、20106月、会社が抱えるリスクを「見える化」するために発足されました。

当社には全国に支社が7つあります。それぞれ各支社の管轄下で運営していたため、管理業務にバラツキが生まれ、会社全体のリスクが見えにくい状態でした。

今回、ご紹介するのは全体プロジェクトのひとつである帳票の標準化です。同一業務をおこなっていても使用する帳票が異なっており課題が生じておりました

  

 

 

─ どのような点がGlobal KAIZEN Awordで評価されたのでしょうか?

 

柴崎 20106月にスタートした帳票の統一プロジェクトでは238枚に統一されました。

しかし、統一した帳票を定着化させるフェーズで、統一された以外の帳票を数多く使用していることが判明しました。統一された帳票が、現場での使用に耐え得るものではなかったため、各拠点が従来から使用していた帳票を継続使用していたのです。

2012年1月にあらためて統一するプロジェクトがスタートしました。各拠点から新たなメンバーを選出し、精査したところ、帳票の総数は1,044枚にまで増えていたのです。これを20126月から半年かけて、実際に使用できる内容で統一し、ローカル帳票を22枚にまで減らしました。

2013年のGlobal KAIZEN Awordで評価されたのは、この成果とそこに至るプロセスです。