協働システムとしての組織機能を高める技術

協働のシステムとしての組織は、下図のようなシステム構造になっており、さまざまな階層の組織プロセスが組み合わさって動いています。
これらの組織プロセスに働きかけて、組織の機能や能力を高めたり、新たなビジネスモデルや戦略に合わせて組織プロセスを組み替えたりするには、組織論、組織開発、経営学、行動科学、心理学などの知見とノウハウに基づいた「組織技術」が必要です。

たとえば、経営チームで意思決定をするプロセスには、相互のコミュニケーションのあり方を変える、環境認識を合わせる、解釈をすり合わせる、経営でめざすことを合わせる、選択肢を生成する、選択するといった一連のさらにミクロなサブプロセスが働いており、それぞれのサブプロセスを効果的に行うためには、そのプロセスをデザインするための技術が必要になります。
こうした個々の組織プロセスに対応した組織技術の体系が「組織テクノロジー」です。

【書籍】組織(つながり)をつくる技術(テクノロジー)

スコラ式組織風土改革は、経営・社員のチームワークが働かない機能不全の組織を「信頼で結ばれたチーム」にしていく組織のイノベーション(つながり革新)です。そのプロセスデザインに用いる多様な「つなぎ」の知恵やノウハウ、技法をテクノロジーとして体系化した技術書です。詳細はこちらから。

枠にとらわれた組織を変革する組織イノベーション

組織の変化や刷新にブレーキをかける負の安定化要素「アンチイノベーションファクター」を取除き、
組織を根本からイノベーティブなものにつくりかえる戦略的なアプローチ。

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